脳の疲れ回復に糖質摂取の誤解

色々と考え事をしたり計算をしたりしていて集中が切れてくると、甘いものが食べたくなります。これは、脳が糖質しか摂取できないという理屈に基づいている事ですが、本当のところは、単なる錯覚らしいです。

もちろん、脳が活動するエネルギーは基本的にブドウ糖のみなのですが、例えば、半日以上何も食べずに血糖値が下がったとしても、それで脳のエネルギーが枯渇したかと言えば、別にそんな事は無いという事です。

ヒトの体は、血糖値が下がったら肝臓に蓄えられていたブドウ糖がまず分解され、それが尽きると、今度は、脂肪などが分解されてエネルギーに変換される仕組みがあるので、半日や一日程度何も食べない位では、別に脳がエネルギー不足にはなりません。

ただ、甘いものを食べると回復したように感じるのは、確かな実感だと思います。なので、本当のところはどちらだとしても、気持ち的にリフレッシュできたという実感が何より大切な事なのかもしれません。

まあ、実際に確かめれば早いので、血糖値測定器を購入して空腹状態でどの位の血糖値なのかを確認したり、その状態で運動したらどうなるのかなど調べてみると、よほどの事でも無い限り脳のブドウ糖が無くなる位低血糖になる事もありません。

ちなみに、ブドウ糖の供給が切れたとしても、次は、脂肪を分解して作られるケトン体が脳のエネルギーとして使われるそうです。